木材の乾燥方法は天然乾燥と

強制乾燥(人工乾燥)があります。

天然乾燥は屋外で雨に濡れて湿気をおびたり、

太陽に照らされ熱によって

水分が蒸発したりを繰り返し、

自然に木材を乾燥させていくものです。

乾燥の仕方には屋内で雨がかからないようにしたり、

風をあまりあてないようにする方法を採用している

材木屋さんもあり、いろいろその地域・ 環境・経験等に

よってさまざまです。どちらにしても木材をきちんと

桟積みをして木材から蒸発した湿気を

風に乗せて運んでいく仕組みです。

天然乾燥は木材の乾燥に半年から数年かかります。

ゆっくりと自然に乾燥が進むため、

木材が傷まず粘りのある強い木材になると同時に、

色や艶がきれいに変化していきます。

特に大黒柱等の太い木材は人口乾燥では

内部まで乾燥しない為、天然乾燥によって、

背割りや割れ止めをほどこし、曲り、反り、

ねじれ等をおさえながら、

じっくりと長い時間をかけて乾燥させていきます。

強制乾燥は室内で人工的に急激に乾燥させるものです。

低温・中温・高温乾燥や燻煙乾燥・高周波乾燥等々、

さまざまな種類や方法があります。

乾燥時間はとても短く、乾燥力に

すぐれているのが特徴です。

乾燥方法はさまざまで、どのような木材をどう

使うのかによって変わりますが、

木で家をたてるのであれば、木と本当に向き合うのならば!

なるべく天然乾燥による木材で、できる限りの時間をかけ、

ゆっくりと木造建築をすべきであると考えます。

今の家造りは工期がとても短く、工業製品を

扱うのと同じように木材を

とらえてしまっているように思えます。

木の良さ、使い方を、家造りを機に

考えてみてはいかがでしょうか。