日本の家にとって、紙は襖や障子など

とても古くから住宅建材として使われてきました。

しかし、壁に紙を貼ることは比較的近代になってからのお話し。

戦前まで、一般の住宅は土壁などの塗り壁が一般的だったからです。

壁紙の紹介でも触れましたが、石膏ボードなどの下地に

糊で壁紙を貼られるようになったのは、

1960年代からなのです。

この紙壁紙ですが、種類も柄も比較的豊富に存在します。

紙壁紙ですが、楮や再生パルプなどを原料にした紙に

表面に印刷や型押して柄を付け、

裏打ち紙を貼り合わせて製造されます。

また、柄や色彩が鮮やかなものが好みの方は、

海外の紙壁紙も選択肢に入れると良いでしょう。

主には、ヨーロッパやアメリカから輸入されるものが多く、

少し他の家とは違った印象の部屋を作ることができます。

紙は湿気や汚れなどが付着しやすく、

メンテナンスが難しいなどのことから、

表面を樹脂(プラスティックのようなもの)でコーティングされていますが、

厚みがそれほどないため、

擦れには弱いなどといったデメリットがあります。

【メリット】

部屋を柔らかな印象にすることができる

塩ビを使わないため、可塑剤などにアレルギーを持つ方でも採用できる

【デメリット】

施工に手間がかかる

膨張収縮することによって、目地が目立つ場合がある

ビニルクロスと比べると高価