昔、ヒノキで有名な木曽の山林では、

時折、山火事が起こり、

土地の人々は天狗の仕業だと恐れていたそうです。

実はヒノキが立木のまま、

風でお互いにこすれ合い、発火と説があります。

日本では古来より火起こしにはヒノキが使われてきました。

このように火が出やすいから火の木とした説や

ヒノキの名称は、「すぐ火がつく」から

「火の木」となったとの説もある

錐もみ法で火を付けるときに

ヒノキを用いることも多いです。

だからと言ってヒノキの家や、木造住宅が

火に弱いというわけではありません。

一方、日の木という説もあります。

ヒノキは神社・仏閣に材として

使われるくらい尊い木だから、

最高のものを表す「日」に由来するの

ではないかというのです。

しかも、ヒノキは伐られて材となってからも、

最初の100年間は強度を増し、

その後、1000年以上も朽ちないのです。

ヒノキで建てられた法隆寺や薬師寺の塔は

1300年経った今も建立当時の材が

今も現役で使われています。

鉄やコンクリートには、ヒノキほどの耐久性はありません。