木が割れる、反る、縮む。

これらは木が乾燥している度合いに

よって生じる現象なのです。

木は一つの塊のように見えますが、

実は細かな細胞によって形成されています。

木は年輪に沿って繊維方向、接線方向、年輪の

方向の3方向に分けたとき、それぞれにおいて

木の収縮する度合いが異なります。

例えば丸太が割れるという現象は、

樹皮に近い部分と中心に近い部分の収縮率が

違うために生じてしまいます。

また反りについても同様なことが言えます。

割れや反り、収縮を極力抑えるため、

現在では木を乾燥させる技術が用いられており、

市場では「乾燥材(かんそうざい)」として販売されております

(※乾燥材でも品質はあるので注意が必要)。

構造的な欠陥になるほど割れてしまう場合はともかく、

木が割れることはごく自然なことなのです。

無垢は大気中の水分を吸収したり、放出したりして、

いつも適切な環境にしてくれます。

例えば、湿気の多い夏は水分を吸収して伸び、

逆に乾燥する冬には水分を放出して縮みます。

これは木が呼吸しているためであって、

生きている証ともいえます

このような現象は木材特有のもので、

均一で機械的な材料を求められる

今日の住まいづくりには欠点ともいえるでしょう。

これらを欠点と捉えるか、利点と捉えるかは人それぞれですが、

一般的に木の欠点といわれていることを

「木が生きているから当たり前なんだ」という

ことを家を建てる人に知って頂きたいです。