- 2013.08.25
木は割れる?
木が割れる、反る、縮む。
これらは木が乾燥している度合いに
よって生じる現象なのです。
木は一つの塊のように見えますが、
実は細かな細胞によって形成されています。
木は年輪に沿って繊維方向、接線方向、年輪の
方向の3方向に分けたとき、それぞれにおいて
木の収縮する度合いが異なります。
例えば丸太が割れるという現象は、
樹皮に近い部分と中心に近い部分の収縮率が
違うために生じてしまいます。
また反りについても同様なことが言えます。
割れや反り、収縮を極力抑えるため、
現在では木を乾燥させる技術が用いられており、
市場では「乾燥材(かんそうざい)」として販売されております
(※乾燥材でも品質はあるので注意が必要)。
構造的な欠陥になるほど割れてしまう場合はともかく、
木が割れることはごく自然なことなのです。
無垢は大気中の水分を吸収したり、放出したりして、
いつも適切な環境にしてくれます。
例えば、湿気の多い夏は水分を吸収して伸び、
逆に乾燥する冬には水分を放出して縮みます。
これは木が呼吸しているためであって、
生きている証ともいえます
このような現象は木材特有のもので、
均一で機械的な材料を求められる
今日の住まいづくりには欠点ともいえるでしょう。
これらを欠点と捉えるか、利点と捉えるかは人それぞれですが、
一般的に木の欠点といわれていることを
「木が生きているから当たり前なんだ」という
ことを家を建てる人に知って頂きたいです。