- 2014.01.27
建売住宅と中古住宅のメリット・デメリット
建売住宅と中古住宅のメリット・デメリット
マイホームを手に入れる方法には次に4つがあります。
1、土地を購入して住宅を新築する方法
2、建築条件付の土地を購入して、住宅を新築する方法
3、建売住宅を購入する方法
4、中古住宅を購入してリフォームをする方法
それぞれメリットとデメリットがあり、
お客様の価値観やご予算によってどの方法が良いか決まります。
そこで、それぞれについて説明します。
【1】中古住宅のメリットとデメリット
【メリット】
中古住宅の一番の魅力は安さ。
同じ地域で、建物の大きさ、グレード等が同じ程度なら、
人が住んで中古になった分、新築より2~5割は安くなる。
なぜなら、中古住宅市場での建物自体の価値は、築20年で
新築時の1割、築30年でほぼゼロになるので、中古住宅を買っても、
土地が主で建物は付属といった感じ。
したがって、新築をしたのでは土地が高くて住めないような地価に高い地域でも、
中古住宅なら購入出来ます。
実際の建物を見て、購入することが出来る。
土地を購入して新築住宅を建てる場合は、購入時点では現物を見ることは出来ないが、中古住宅は実物を見て購入の判断ができるが・・・デメリットもある。
土地を探す手間がかからず、すぐに入居できる。
【デメリット】
間取りや設備が希望に合わなかったり、古い、汚れ、劣化の問題がある。
したがって、リフォームやメンテナンスの費用が多くかかる場合がある。
構造・断熱性など見えない部分がどの程度劣化しているか分からない。
外側から見ただけでは内部の劣化の状態が分からない。
たとえば、地盤の瑕疵、基礎の鉄筋やひび割れの有無、屋根や外壁からの雨漏り、
構造、木材等の不朽、接合金物の有無、設備の劣化 、施工不良etc
購入時に仲介手数料が必要になるし、新築に比べてローンの条件が厳しい。
【2】建売住宅のメリット・デメリット
建売住宅とは、住宅販売業者が住宅を建て、土地と建物をセットで
販売する住宅のことで、分譲住宅とも言います。
【メリット】
一番のメリットは、実際の建物を見て間取りや仕上げ、デザイン、
設備あるいは日当たり、庭、隣家との位置関係等を確認した上で購入するので安心。
土地と建物を合わせた価格表示なので、それが高いか安いか素人でも判断しできる
資金計画が立てやすい。
資材の調達や職人さんの手配等を計画的に進めることができるので、
コストを合理的に抑えることが出来る。
建物が完成して一定の期間売れなければ、建売業者は資産として登記しなければならない。登記すると不動産取得税等の経費が掛かるので、その前に売却したいので、
値切り交渉をしやすい。
完成しているので、家づくりの面倒な打ち合わせ等がないし、すぐに入居が可能。
【デメリット】
売りやすいように販売価格を抑えるために、土地は小さ目のことが多い。
建物が完成しているので、工事過程の確認ができないため、欠陥住宅、
手抜き工事の不安がある。
冒頭にもいいましたが、マイホームを手に入れる方法には次に4つがあります。
1、土地を購入して住宅を新築する方法
2、建築条件付の土地を購入して、住宅を新築する方法
3、建売住宅を購入する方法
4、中古住宅を購入してリフォームをする方法
どれも、メリット・デメリットを理解して家づくりを考えて下さい。
個人的には、一生に一度の大きな買い物ですから
自分の好きな家を建てたいので1、土地を購入して住宅を新築する方法で
家づくりを考えますね。
あなたは、どのような方法でマイホームを手に入れますか?