年金生活になった時アパート暮らしの不安は?

年金支給は、現在60歳以上の方に支給されていますが、

男性でS36.4.2以降に生まれた方は、年金の支給は65歳からです。

60歳で定年を迎え、収入が無くなっても、5年間は無年金で暮らさないといけないのです。

この間に多額のローンや家賃支払いを抱えていては、生活は厳しいでしょう。

今の若い二十代、三十代の人が年金をもらう頃には、少子化が深刻になり支給条件が

さらに悪くなると思われます。

質問1 少子化、高齢化が進む中で、あなたが65歳になった時、

いくらの年金がもらえるとお考えですか?

質問2 年金の中から、5万円、6万円の家賃を払った残りで、

どんな生活が出来ると思いますか?

無収入になって、少ない年金のなかで、5万円、6万円という金は、

非常に重みのある金額だと思います。

家賃を払った残りの金でどんな生活ができるか想像できません。

質問3 高齢者はアパートを借りにくいのをご存知ですか?

今の時代、公営の賃貸住宅でない限り、一生を賃貸で過ごすことは難しくなっています。

なぜなら、高齢者には家を貸してくれない家主さんが多いからです。

賃貸アパートを誰に貸すか、どんな人に貸すかは家主の自由です。

あなたが、自分の大切な資産である貸家を貸すとしたら「こんな人には貸したくない」

という人がいるはずです。

「この人、仕事しているんだろうか?ちゃんと家賃払えるかな?」

「この人、ずいぶん高齢だけど、もし亡くなったらここで葬式するのかな?」

「もしそうなったら、次の借り手に嫌がられるんじゃないかな?」

このように高齢になるほど家を借りるのは難しい・・・。

質問4 家づくりは私設年金代わりという考え方をご存知ですか?

アパートに住んで家賃をいくら払っても、自分の資産にはなりませんが、

家賃を住宅ローンの支払いに変えれば、完済した時資産を持つことができます。

もちろん、建物は古くなり、ローンを払う間、生活をしていたので、

資産価値は減少していますが、自分のものだから自由にできます。

例えば 、下宿、間貸し家と土地を担保に融資を受け、

死後、資産を売って精算することもできます。

子供と同居または2世帯住宅への建て替えもできます。

このように、色々と選択肢があって、ゆとりが生まれます。

今後、少子化と高齢化により年金制度が崩壊しかねない現在、

家づくりは私設年金の変わりという考え方が出来るのではないでしょうか?

このように、少し位狭くても、少し位古くても、家賃のいらない家というのは、

アパート暮らしに比べ、老後の安心感が全く違います。

だから、自分達の老後は、自分たちで守らないといけない時代になっているので、

若い内から老後対策を考えることが必要です。

年金生活になった時に、家賃のいらない家に住むために頑張って

マイホーム取得に挑戦すべきだと思っています。

あなたの年齢と35年を足した年齢が完済年齢です。

今だけを考えずに将来を見据えて建てる時期を考えましょう。