- 2014.04.27
家族みんなが笑顔になる快適温度
窓などの開口部や壁、床、天井をしっかりと断熱・気密施工し、
室内の熱を逃がさない高断熱高気密住宅は、冬も夏も少しの
冷暖房エネルギーで快適な室温を保てます。
一方、断熱していない住宅では、冷暖房をつけた部屋とつけていない
部屋との温度差が大きくなります。同じ部屋の中でも、
暖かい空気は天井付近など部屋上部に溜まり、冷たい空気が部屋下部に留まります。
外気の影響が強い窓や壁付近と部屋の中心部でも同様に温度差が生じます。
温度計を見ると適正な室温なのに、実際には寒さ・暑さが気になるなど
体感温度との差を感じることも。高断熱高気密住宅ではこうした室内の
温度差が少なくなり、快適な温度の居住空間が生まれます。
さらに熱の出入りが少なくなるので、冷暖房の効きが良くなり、
室温の上昇・低下が起こりにくく、翌朝は楽に目覚めることができます。
高断熱高気密住宅について誤解されやすいイメージのひとつが
「空気がこもる」ということ。住宅での「高気密」は、
空気の漏れによる室温の変化を抑えることや壁の内側の
結露を防止することが目的であり、室内そのものを密閉することではありません。
2003年の建築基準法改正で「24時間換気システム」の導入がすべての
新築住宅に義務づけられました。24時間換気の目的は、
いつも新鮮な空気で住まいを満たすこと。システムが導入される際は、
住宅ごとに必要とされる新鮮な空気の量を計算した上で、
換気ムラがないように換気経路を考えて設置されます。
もともと日本の住宅は床面積が少なく、限られた空間に
いくつもの部屋をレイアウトするために、間取りを細かく分ける必要がありました。
間取り全てに冷暖房機器を設置するとコストがかかるため、
使用頻度の高い部屋だけ冷暖房され、部屋ごとに大きな温度差が生じます。
かといって、部屋を細かく間仕切りせず広い空間にした場合、
暖房の効きが悪くて寒いあるいは冷暖房費が高くなるという
問題が生じてしまいます。一方、高断熱高気密住宅では季節を
問わず家の中で大きな温度差がない「温度のバリアフリー化」が
実現しやすい住まいで、レイアウトの自由度も高まっています。
さらに、次世代省エネ基準を超える性能を持つ高断熱高気密住宅では、
従来のように細かく間仕切りしても家全体の断熱性が高いため、
全室に冷暖房機器を設置する必要はありません。
さらに、住む人の希望に応じて吹き抜けのあるLDKや広いエントランスと
いったオープンな間取り設計が可能になります。このため、
「家族の気配を感じられるのびやかな空間づくり」と
「少ないエネルギーで家中どこでも快適な暮らし」が両立できるのです。