システムキッチンはサイズやタイプ、パーツを自由に選べるのが特長の一つです。

それらの選び方しだいで同じ商品シリーズでも価格が違ってきます。

一番わかりやすいのがカウンタートップのサイズでしょう。

規格化されていて、間口は180cm、195cm、210cm、225cm、240cm、255cm、270cm

などのサイズがあります。奥行きは60cm、65cmなど。

これらは大きくなるごとに価格がアップします。

次に、タイプによる違いもあります。壁に向かって設置する壁付型と、

ダイニング方向に向けて設置するペニンシュラ型やアイランド型を比べると、

後者のほうがダイニング側の仕上げも必要となるので、その分、価格が高くなります。

また、L字型、U字型などは、I型のシンプルな形に比べて部材加工費の違いなども

あって、I型よりも高くなるのがふつうです。

価格に影響する扉とカウンタートップの素材で価格は変わります。

システムキッチンの価格はサイズや形だけで決まるわけではありません。

素材も大きく影響します。とくに影響大なのは収納扉です。

収納扉は、キッチンをインテリアとして見たときに見栄えを左右する大きな要素ですね。そのため、どの商品シリーズにも多種類の扉が用意されています。

その中のどれを選ぶかで、実はシステムキッチンの価格はかなり変わるのです。

扉は木質系の素材でつくられたボードの表面に、さまざまな色や柄をプリントした

樹脂シートを張り、さらにコーティングを行って仕上げたものが主流です。

その仕上げ方によって、光沢が違い美しさに差が生まれます。

このほかに樹脂シートではなく、天然木を薄くスライスした突き板を張ったものも

あります。 どれを選ぶかでかなり全体の費用に影響しますね。

扉以外ではカウンタートップの素材も価格に影響します。

よく使われている素材にはステンレスと人造大理石があります。

ステンレスは熱にも汚れにも強い実用的な素材。人造大理石は、

なめらかな質感を持つ美しい素材ですが、価格はステンレスを上回ります。

好み、あるいはリビング・ダイニングから見える位置にキッチンを

置くのかどうかによっても素材の選び方は変わってきますね。

システムキッチンにはいろいろなビルトイン機器が組み込まれます。

必ず必要なのはコンロですが、最近はガスコンロの機能性が高くなり、

種類もすごく増えました。便利そうだからといって、

より機能性の高いものを求めると、その分、価格も上がります。

ガスコンロの代わりにIHクッキングヒーターを選ぶ人も増えていますが、

価格的にはガスコンロより高くなります。

ただ、その機能性や割安な電気が使えるオール電化住宅の経済的なメリットなども

考慮して検討しましょう。

そのほか食器洗い乾燥機の有無や、さらに数多く用意されているオプションを

どれだけ付けるかで価格は大きく変わってきます。カタログを見て、

必要なのはどれとどれなのかをよく検討することが大切ですね。

そのうえで、リフォーム会社に見積もりをとって、最終的に判断しましょう。