- 2014.09.29
自然素材の木材で住宅
毎日を過ごすわが家は、果たして家族の健やかな暮らしを支えくれる住宅。
できれば健康にいい自然素材の木材で住宅を造れないものか。
こんな思いを抱いた消費者が増えています。
ひと味もふた味も違う木へのこだわりを持ち続ける木造住宅です。
住宅は木造であればいいという風潮が昨今あります。
しかし、それだけでは、本当の意味で人間が住む家にはなりません。
人間が住む家は、なんとしても、家族を守る住宅でなければならないと
私は思っています。そこに住む家族が心身ともに健康な毎日を送るためには、
人間に害を及ぼすようなものを徹底的に取り除くように努め、
人間の本来の暮らしとは何かを常に考えた家が欠かせません。
そのためには、木のこと、住宅のことを知り抜いて、
どんな家が理想なのかを見極める必要があります。
例えば、住宅の室内環境が原因となって、そこに住む人間の体にさまざまな
悪影響を与えるシックハウス症候群があります。
住宅だけの問題ではなく、これにはさまざまな分野で化学物質を
多用するようになった歴史的背景があります。
ではこのような問題はいつから起きたのかといえば、ここ数十年のこと。
日本の長い歴史からいっても、つい最近のできごとで、少し昔の日本の家、
例えば戦前に建てられた住宅などでは、起こっていませんでした。
昔の家とは、住宅に適した日本の木を使い、伝統的な柱と梁で
組んだ軸組工法で建てた家のことです。
戦後の一時期を除いて、何百年と続いてきたそんな昔の家こそが、
実はこの国に最も適した理想の住宅だったのです。