- 2013.09.15
古民家リフォーム
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施工場所:栃木県芳賀町
施工箇所:全面リフォーム
~担当者からの一言~
築150年の古民家を全面リフォームいたしました。
地震で耐震に不安を感じ解体を考えていましたが、
家族と話し合って「100年リフォーム」することになりました。
100年リフォームとは、自然素材を使い、合板や30年で腐ってしまう
材料は一切使わず、100年以上無駄なリフォームしないで、
孫の代まで受け継がせるリフォーム
※新築の平均解体年数築30年
民家は、時間と家族の歴史だと思います。
解体して捨ててしまえば、取り戻すことは出来ません。
新築はキレイでいいですが、古民家も新築と同じように
キレイで冬も暖かく快適な生活が出来るようにリフォーム出来ます。
~こだわり~
古民家は地産地消で建てられていますので、地産地消をコンセプトに
材料を選びました。
屋根材:茅葺きを下ろし銅板に張替え
外壁材:本物の自然素材の漆喰
玄関の床:栃木県産大谷石
建具:煤竹はお客様の屋根裏にあった煤竹を再利用
栃木県産の杉板を使用
梁:既存の梁をキレイに磨きました。
リビングの床:ヒノキの無垢板30mmの厚さ
薪ストーブ:開放的なリビングを冬は暖房機器を使わず
薪ストーブで暖めます。
汚れたり、キズが付いても削れるように30mmの厚さにしました。
広縁の床:既存の床板(150年の床板)をカンナで磨きました。
壁:本物の自然素材「漆喰」
その他:既存の使える材料・建具は再利用しました。
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