- 2013.09.18
土地を安く買う魔法の呪文
土地選びは、家づくりのなかでも、とても重要です。
当たり前ですが、そこに家を建てるわけですから非常に重要なのです。
最近では震災などの影響もあり、地盤のしっかりした土地を好む人が多いです。
しっかりした地盤の上に、しっかりとした家を建てる、これが理想ですね。
土地選びですが、中々決まらず意外と難航する人がいるのも事実です。
この場合多くの人が「土地探し」になってしまっているようです。
え?土地を探すんじゃないの?何が違うの?
と思いの方もいらっしゃるかもしれません。
微妙の言葉の違いですが、
「選ぶ」と「探す」の違いです。
土地を「探す」場合、なんとなくだったり漠然としていて、
何を基準として探しているのかはっきりしていない場合が多いです。
「うるさく無い所がいいなー」
「周りにお店とかあって便利なところがいいなー」
「駅から歩いて行ける範囲の所がいいなー」
みたいな感じでしょうか。
ではなく、
土地を「選ぶ」場合は、
「希望の条件に合う土地を選ぶ」このような場合が多いですね。
「地盤がしっかいしていて」
「緑の多い地域で」
「近所に大きい公園があり」
「病院などの医療機関も充実している所」
これらの条件に当てはる所、その中から選ぼう、という風になるわけです。
似たような事ではありますが、
あくまでも土地は「選ぶ」物である事を忘れないでください。
その為にはどんな事を重要視するのか、
どんな希望があるのかを明確にする事が大事ですね。
そしてこの「土地」の話で、意外に知らないお得な話をしたいと思います。
『土地を少しでも安く購入する呪文』です。
土地って安くなるの?
そう思うのが恐らく一般的なリアクションだと思います。
ですが安くなる呪文があるのです。
それも1万2万の話ではありませんのでよく覚えておいて下さいね。
それでは行きますよ。
それは・・・
なんと!
「値切る!」
そうです、
「値切る」事で安くなります。
なんだ…そんなのって…怒らないで最後まで聞いて下さい。
はっ!思ったかもしれませんが、これ大真面目にお話しています。
確かに言い方がアレだったかもしれませんね…
土地は交渉すれば安くなることが結構あります。
そう交渉次第です。
そして値切ったからと言って、品質が落ちるとかそういう事もありません。
確かに値切ると心配な物もあります。
土地では無く、建物の方ですと値切ると不安になるかもしれません。
「手抜き工事されたらどうしよう」
「安くて粗悪な資材ばかり使われていたらどうしよう」
などと思うかもしれません。
ですが土地はそのような心配はありません。
値切ろうが値切るまいが同じ土地である事に変わりはありません。
ではどのように交渉するか。
「お願い、安くしてー」
「もう少しまけてー」
これだと八百屋か魚屋です。まず無理でしょう(笑)
「相手を納得させる事が大切」です。売り手側も「売る」のが目的です。
だからといって意味も無く安くしたりはしません、
ただそこに納得出来る理由があれば安くなる可能性は大いにあります。
効果的なのは、「予算が無い事を伝える」と言う事です。
1000万円で希望に合う条件の土地が見つかったとします。
ただ本音で言うともう少し安くしたい。
例えば、家を建てるにあたって総予算が2500万円だとします。
そして建物に2000万円ほど必要と言う事がわかっており、
土地の購入には500万円の予算しか残らない。
「その土地に興味があり、すごく気に入っている。
ただ予算が500万円しかなく、足りない…
500万円にしてくれるなら契約するので何とかなりませんか?
売り主側も売りたければ、
このような交渉が成立する可能性は高いです。
先日あるお客様にこのようなアドバイスをさせて頂いた所、
なんと700万円の土地が、500円で購入出来る事になったそうです。
そこは分譲地の売れ残りだったらしいです。
このような物件は、売り主側も売り急ぐ事が多いので、
結果的に値段が下がり易くもなります。
このように、売り主側が売りたいと思う物件は交渉しやすい傾向にあります。
確実に言えるのは、「ダメで元々、交渉しなければ損する」と言う事です。
交渉すれば下がると言う事ではありませんが、
可能性がある以上交渉しなければもったいないです。
100万、200万浮けば、建物の方に回す事も出来ますし、
例えば車だって購入出来ますし、家族で美味しい物を食べに行く事も出来ます。
是非覚えておいて下さい。
とは言っても、中々業者相手に交渉は難しいですよね。
「素人の私ではうまく交渉できない…」
「プロ相手に上手くまけて貰う事なんて無理だ…」
「魔法の呪文を言ったが不動産会社は無理の一言…」
そこで、もしよければ私を「利用」して下さい。
少しは役に立つと思いますよ。