日本では、一つの住まいに暮らす人の数は平均2.67人(2000年)

これは、一人暮らしや高齢者が増えたこと、

加えて子どもの数が減ったことが影響しています。

現代では、ひとつの住まいに暮らす人の数は、もっと少ないでしょう。

ところが、みなさんのお祖父さん、お祖母さんが子どもの頃は、

今よりもっと家族の人数が多いのがふつうでした。

昔はどんな家族が多かったのか、どうして今のような

家族のカタチになったのか、これからはどうなるのか。

それは、現代では子どもの数が以前より減っていますし、

ひとり暮らしや夫婦ふたりだけのお年寄りも増えてきています。

さらに若い人が結婚しなかったり、結婚する時期が遅かったりして、

ひとり暮らしをする人がたいへん増えてきています。

また核家族も、子どもが独立して家を離れ、

夫婦ふたりだけで暮らしている場合もあります。

こうした傾向は年々進み、ひとり暮らしとふたり暮らしの家は

全体の5割近くになっています。

健康で自立して生活できるときは、一人暮らしや、

核家族で家族の人数が少なくても、あまり不自由を感じません。

しかし、子育てをしたり、体が不自由になったり、

年老いた親の世話をしなくてはならない場合には、

毎日の暮らしがとてもたいへんになってきます。

そこで最近は、子育てを協力し合うなど、

同じ考え方や立場の人たちがひとつの家に住み、

家族として仲良く暮らすかたちが

みられるようになってきました。

社会の中に、お互いに支え合ったり、

家事の一部をサポートしてくれる仕組みもでき始め、

今までにない家族のかたちが芽生えてきています。

時代とともに、日本の家づくりも変化しているのは、

こうした傾向がみられています。

将来、子どもが社会人になったとき、

今の建物は、夫婦2人で生活スタイルが一般的になってます。

将来を見据えて、設計・デザインを考えてみましょう。