- 2014.03.29
断熱材とはどんな種類があるのか
断熱材としてよく使われているものは、次のようなものです。
グラスウール
金額も安い割に、かなり断熱効果は高くなっています。耐熱性、防音性に優れ、
ガラスなのでほとんど燃えないのが特徴です。
ロックウール
グラスウールより若干高めですが、比較的安価で耐熱性、防音性に優れています。
断熱性は、高性能グラスウールには劣りますが、低温の吸音性が良く、
音にこだわる人向けです。
セルロースファイバー、炭化コルク
高価ですが、耐熱性と防音性以外にも調湿性を持っています。自然派素材ですので、
体にも優しそうです。断熱性能は多少劣ります。
羊毛断熱材
耐熱性はありませんが、調湿性に優れています。断熱性能はグラスウールに比べて低め。
発泡系の断熱材
ウレタンフォーム、フェノールフォーム、ポリスチレンフォーム、
ビーズ法ポリスチレンなど。安価でメジャーな断熱材です。一般的な断熱性能です。
・発泡ゴム
スタッドレスタイヤにも使われている発泡ゴムです。防水性に優れています。
シート状の製品で、断熱材替わりという位置づけです。
断熱性の目安を書いてみましたが、あくまでも目安です。
断熱性のは厚みによって異なりますので、製品ごとで比較してもあまり意味がありません。
断熱性では劣る素材も、安価であれば厚めに施工して断熱性は上げられるのです。
そして、断熱性能以外の機能を重視して選ばれることも少なくありませんので、
選ぶ際には多角的に検討してください。