欠陥住宅とは、建築基準法等の建築関連の法令を満たしていない住宅、

設計図の通りに施工されていない住宅、通常に住むことに支障をきたす

住宅等のことを言います。

住んでいる間の経年変化による自然劣化は消耗になり、欠陥には含めません。

※建築した当時は建築関連の法令を満たしていたが、法改正などにより

現在は満たさなくなったものは既存不適格と呼び、欠陥住宅には含めません。

私たちが「人間ドック」を受診したり、自動車に定期整備点検が必要なように、

住宅についても定期的な点検及びメンテナンスが必要です。

点検を確実に実施するために新築時の図面、仕様書等を保管しておきましょう。

また、一般的に建物は年数が経つと評価がどんどんと下がり、

新築から約25年も経つとその評価はほぼ0になってしまいます。

ですが、定期的な点検とメンテナンスを怠ると、評価は定期的な点検と

メンテナンスを行った住宅よりも早く下がってしまいます。

長く快適にお住みいただき、資産価値を保つためにもホームインスペクションは

重要になります。

新築、中古問わず、住宅購入は一生に一度の大きな買物と言われます。

だからこそ、慎重に見極めたいものです。

雨漏りや基礎・柱の欠陥、耐震性のごまかしなど、心配はありませんか?

数年前には耐震偽装が問題になりました。このような問題を未然に防ぐため、

住宅瑕疵担保履行法が施行され、住宅瑕疵担保履行法に基づく保険として

住宅瑕疵担保責任保険が出来上がりました。

中古住宅、新築住宅でその瑕疵担保責任の期間も違えば、

購入する相手によっても条件が違います。

ホームインスペクションを受けることにより、住宅に関する瑕疵保険等に加入する

機会を検討することが出来ます。この機会は、貴方にとって、

かけがえのないチャンスとなりえます。

購入後、欠陥や不具合が見つかり、仲介業者(不動産取引会社)、

売主は直してくれるのか、など中古住宅にはリスクが有ります。

リフォームも同様です。それに対応するのが中古住宅リフォーム用の保険になります。

但し、全ての中古住宅が加入できるものではありません。

中古住宅の購入を検討されている方は、不動産会社に確認しましょう。