杉は日本固有種で、屋久島から東北地方まで分布しています。

また、材木を目的とする人工林として、ヒノキとともに各地で植栽されていて、

実に日本全国面積の12%も占めています。

通常は杉を山腹から谷間に、ヒノキを尾根の側に植林します。

なぜかというと、杉はヒノキよりも湿潤な土壌を好むからです。

フローリング材として使用する際には、伐採して製材後に乾燥させる必要がありますが、

角材の乾燥時に問題となる心材の含水率が、杉はヒノキ等と比較して高いので、

乾燥期間も長くなるのが特徴です。

また、乾燥すると変異幅も非常に大きい材料です。

含水率材は約50%のものもありますが、200%を超える含水率に達する杉材もあります。

これはスギをフローリング材として利用する上で、問題の一つとなっています。

また、杉フローリング材の特徴として、杉は傷が付きやすいと言われます。

これは確かで、通常の無垢材に比べ非常に傷つきやすい材料です。

なぜなら、杉はヒノキに比べると柔らかいからです。

しかし、この柔らかさが杉無垢材のメリットでもあります。

私の実家の床は杉無垢のフローリングにしています。

足裏の衝撃を吸収してくれたり、歩きやすかったり、肌触りがいい

両親が転倒しても衝撃を吸収してくれるからです。

この感覚は杉フローリング材の上を歩くだけではっきりと感じることができ、

杉無垢材の厚みが増すほど効果は大きくなります。

肌触りの良さは他の無垢フローリング材と比べても比較にならないほど良く、

特に子供部屋のフローリング材としては最適なのかもしれません。

しかし、床の傷が気になる方にはオススメは出来ない床材です。

無垢床材の特徴を理解してから仕様することをオススメ致します。

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