- 2014.08.23
杉無垢フローリングの特徴
杉は日本固有種で、屋久島から東北地方まで分布しています。
また、材木を目的とする人工林として、ヒノキとともに各地で植栽されていて、
実に日本全国面積の12%も占めています。
通常は杉を山腹から谷間に、ヒノキを尾根の側に植林します。
なぜかというと、杉はヒノキよりも湿潤な土壌を好むからです。
フローリング材として使用する際には、伐採して製材後に乾燥させる必要がありますが、
角材の乾燥時に問題となる心材の含水率が、杉はヒノキ等と比較して高いので、
乾燥期間も長くなるのが特徴です。
また、乾燥すると変異幅も非常に大きい材料です。
含水率材は約50%のものもありますが、200%を超える含水率に達する杉材もあります。
これはスギをフローリング材として利用する上で、問題の一つとなっています。
また、杉フローリング材の特徴として、杉は傷が付きやすいと言われます。
これは確かで、通常の無垢材に比べ非常に傷つきやすい材料です。
なぜなら、杉はヒノキに比べると柔らかいからです。
しかし、この柔らかさが杉無垢材のメリットでもあります。
私の実家の床は杉無垢のフローリングにしています。
足裏の衝撃を吸収してくれたり、歩きやすかったり、肌触りがいい
両親が転倒しても衝撃を吸収してくれるからです。
この感覚は杉フローリング材の上を歩くだけではっきりと感じることができ、
杉無垢材の厚みが増すほど効果は大きくなります。
肌触りの良さは他の無垢フローリング材と比べても比較にならないほど良く、
特に子供部屋のフローリング材としては最適なのかもしれません。
しかし、床の傷が気になる方にはオススメは出来ない床材です。
無垢床材の特徴を理解してから仕様することをオススメ致します。
